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昔ながらの製法で、綿を育て、糸を紡ぎ、染め、乾かし、
人の手を経て機織りしてできたショール。
時には道具を使い、フリンジのような細かいところは
道具は使わず人の手だけで作られる。

誰かの手で作られている、というのは頭の中にありつつも
工場の日陰で、女性がショールの端に残ったままの糸をとりわけ
指先で捻り、捻り合わせた糸同士を結び合わせ…
そんな工程を目の前で見ると出来上がりを見る目も自然と変わる。

ぱっと見、手刺繍のように見える布の中にある小さな可愛らしい模様。
ジャムダニ織というインドで古くから伝わる織の技術で
織の工程の中で針仕事のような細かい模様を作ってしまうというもの。
鼻歌交じりでリズミカルに織っている一方で
緻密な計算と技術が求められるであろうことも為しちゃう
職人は、やっぱりすごい。

何より、とても軽やか。
オーガニックコットンのショールよりも線の細いコットンで
透け感があり、肌触りもとても良い。

ラバリ族を思わせるようなカラフルな色使いと模様が印象的で
布の端っこの装飾とポンポンのようなフリンジにいたるまで
そんなところにこそ、かわいいが詰まってます。

肩まですっぽりと包まれる大きさ。
インドでは、性別を問わず使われるデザインだけど
日本だと女性向けかも。
美しい手仕事なので、暮らしの中で布として使ってもいいかも◎


【size】 約190㎝（フリンジ含まず）*60㎝


※織りの工程で、布目に綿カスという小さな植物片が
織り込まれていることがあります。また、繊維の太さの異なる箇所もあります。
製作工程の中でついた小さなよごれや布のよりがある場合があります。
いずれも手仕事の味わいとしてご理解くださいませ。

※手洗いをおすすめします。